2 天然ガスの燃料はどこから来るの?
日本の液化天然ガス( LNG )の主な輸入先

大分ガスは大分エル・エヌ・ジー株式会社より、パイプで天然ガスを受け入れています。
大分エル・エヌ・ジー株式会社は、オーストラリア、インドネシア、ロシアのサハリンなどから、LNG 専用タンカーで運ばれた天然ガスを輸入しています。

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都市ガスはどこで使われているの?
天然ガスは都市ガスとして家庭や学校やビル、病院、工場など、いろいろなところで活躍しています。

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料理をする、お湯を沸かす、部屋を暖めるなどいろいろな使い方をされています。
ご家庭のガスで電気をつくることができます。 -
都市ガスは、燃焼性に優れた取扱いしやすいガスで、ボイラーや工業炉など産業の様々な分野で使われています。
工場のガスで電気をつくることもできます。
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まちのいろいろなところで
ガスコージェネレーションシステムが活躍しています
ガスコージェネレーションシステムは都市ガスを燃料として、エンジン、タービン、燃料電池などで発電し、この時に生じる熱エネルギーを蒸気や温水に変えて利用する「総合エネルギー効率の高いシステム」です。
工場の生産工程、ホテルや病院等の給湯や蒸気供給、 冷暖房、温水プールの加温などに有効活用されています。
工場などの自家用発電例:高効率ハイブリッド発電システム

SOFC( 固体酸化物形燃料電池 )とマイクロガスタービンを組合せた高効率ハイブリッド発電システムで、業務用・産業用の自家発電設備として用いられます。
200 kW 級の発電出力でありながら大型発電所に匹敵する高い発電効率を実現可能であり、排ガス系統に排熱回収設備を設置することで、電気・熱を同時に供給するコージェネレーションシステムとしても利用可能です。
これまでの自家発電設備と比べて CO2 を削減できる地球に優しい発電システムです。
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